15日の名取市議会議員協議会で、意向調査結果について説明がありました。
名取が丘団地の建設計画は33戸の募集、入居希望者は約3倍の98人だった
調査は仮設住宅入居者など917人を対象に、11月下旬から約2週間にわたって行われた。
282人(回収率30・75%)から回答があり、内陸部の名取が丘地区に復興住宅が整備された
場合、入居を「希望する」と答えたのは34・75%にあたる98人で、希望する理由(自由記述複数
回答)では「津波が怖い」が43件で最も多く、次いで「現在よりも便利になる」が14件の回答だった
主な理由については「家族・親族が亡くなった」「閖上は生活環境が整っていない」などである。
一方、計画に対する意見を求める項目では「戸数を増やしてほしい」「計画が遅すぎる」などとい
った意見もあった。
市は、2018年12月までとして掲げた「住まいの再建目標」を堅持するため、一部移転の場所や
戸数の変更はこれ以上できないと説明している。
今後、市議会で可決されれば、2月に募集を始める予定である。
抽選に外れた希望者への対応は、個々の生活条件に合う住まい探しや手続きのサポートなどを
行う「伴走型支援」で対応する予定と、説明があった。
平成28年12月15日 名取市議会議員協議会にて
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