以下、FBよりシェアです・・・もう一度、身の回りを考えてみませんか
私の町は大丈夫神話
被災の危険がある地域に住む人の多くは
災害が起きた時にどうしたらよいかを考えます
被災の危険が無いと思う地域に住む人の多くは
災害は怖いけれど ここは大丈夫と考えがちです
実はこの考え方
今のこの便利な時代には まるで通用しないのです
語り部で各地から呼んでいただき
初めて訪れる地域でお話をする機会が増えました
それに伴い その地域ごとの
防災減災の備えに 大きな差を感じます
これは備えている物の差ではなく
災害に向き合う気持ちの 不安感の差です
被災の過去がある地域や
これから大きな災害があると言われている地域では
「 東日本大震災の時はどうでしたか 」
「 今現在 このような不安があるのです 」
そのような声を聞き
これまでの長い歴史の中で
大きな災害が無かったという地域を訪れると
「 こちらは大丈夫 津波が来る土地じゃないし 」
「 ここは 地震も少なくて安全な地域なんです 」
という声を聞きます
災害は津波や地震だけではありません
世界中どこにだって 安全な地域もありますし
災害が訪れる危険にさらされる地域もあります
これは ごく当たり前のことですが
このごく当たり前のことに目隠しされがちなのが
「 人は必要に応じて 移動する 」
ということなのです
交通機関が発達し
必要があれば 遠方への移動も簡単になった現代
私達は 旅行や出張 冠婚葬祭などで
知らない土地にさえ気軽に移動することが出来ます
皆さんが訪れた土地勘のない場所で被災することは
充分にありえることですし
万が一という確率ではないのです
その場合 日頃から安全な地域に住み
災害への備えや心構えのピントがずれていた人には
それなりの避難行動しかできないのです
「 そんなに他の土地に行かないからいいよ 」
「 もしそうなっても 私だけのことだし 」
そのように思った方
それが 子供の修学旅行だったらどうですか
お孫さんの遠足だったらどうですか
お父さんの出張先だったら どうでしょう
皆さんや ご家族が土地勘のない場所で
行方不明になってしまったり
命を落としてしまうことがどういうことか
知らない土地で家族を探し回ることがどういうことか
そう考えたら
この問題は簡単に済ませられるものでしょうか
今の時代から先の未来 益々世の中は便利になります
いつまでたっても 大昔のような
「 私の町は大丈夫神話 」を信じてはいけないのです
そこに目隠しされた問題を
あらためて熟考する必要があります
時代が進むことに沿い
命を守るためにするべきことを考えなければいけません
事前に話し合わなければいけません
一人の語り部の力では限界があります
私の思いをぶつけただけの稚拙な記事ですが
多くの皆様にご覧いただくことで
大切な方の命を守る話し合いの
一番最初の小さなきっかけにしていただければ幸いです
ご自分のタイムラインでシェアしてくださる皆様
貴重なお言葉を添えてシェアしてくださる皆様
いつもシェアして頂き
そしてお力添えいただき 本当に有難うございます
#語り部佐藤麻紀
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