日曜日, 6月 29, 2014

名取市 愛島東部仮設住宅の立ち退き回避

宮城の仮設住宅、立ち退き回避 借地買収に地権者同意 

2014/6/29 0:27
 東日本大震災で被災した宮城県名取市の愛島東部仮設住宅の借地期限が6月末に迫り、市が立ち退きを求めた問題で、地権者らでつくる区画整理組合は28日、土地約2.5ヘクタールを全て買い取るとした市の要請を受け入れることを決めた。半分超の戸数の住民が退去を迫られる当初の案は回避されることになった。
 市は7月初めにも住民説明会を開き、立ち退き要請の撤回を伝える予定だ。買収額は土地の鑑定評価をした上で組合側と交渉し、契約を結ぶ。
 組合は28日の総会で、買い取りへの同意を全会一致で決めた。
 愛島東部仮設では約160戸に300人超が暮らす。市は6月末に用地の契約が切れることを理由に、5月になって立ち退きを要請。一部の土地を取得できても、約90戸は別の仮設住宅への転居が必要だと説明した。住民はコミュニティーが分断されると強く反発し、市が土地を買い取る方針に転じていた。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2801R_Y4A620C1CC1000/

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